『教養力 心を支え、背骨になる力 -齋藤孝』読了!
皆さんこんにちは。囲炉裏屋です。
本日から、週に一度くらいのペースで読んだ本の感想なり学んだことなりを乗せていきたいと思います。
はじめに
このブログ内でのルールとして、以下の3つをはじめに記載することにします。
- 読もうと思ったきっかけ
- 印象に残った言葉
- 読んだ後、学んだことができた、と思ったこと
まず第一回に選んだ本は、齋藤孝さんの『教養力 心を支え、背骨になる力』です。
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読もうと思った理由
- 教養とは何かを知るため
- 同郷である齋藤孝さんの本を一冊は読んでみたかった
印象に残った言葉
全部を理解しなくてもいいのです。ほんの一部でも自分の血肉にするのが大事だという考え方で読書をすれば、「教養力は、引用力だ」ともいえることがわかるはずです。
『教養力 心を支え、背骨になる力 -齋藤孝』
読んで学んだこと
- 古典を紐解いて『ここがすごい』と思えることを見つけること
- 読んだ本をSNSなどで発信することで、学習した内容を自らの血肉とすること
感想
まず最初にお伝えしたいのが、ブログをはじめようと思っていたきっかけの一つがこの本に書かれていた内容です。
先ほど「読んで学んだこと」にも上げましたが、この本では教養を身に着ける方法の一つとして、SNSに引用を張り付けてみることを勧めています。
僕も大学生⇒専門学校生⇒社会人2年目くらいまではよく本を読んだりしていました。それで賢くなった気になっていたんですね(お恥ずかしい話ですが……)。ですが、読んだ本の内容を整理せずに放置してしまい、時間がたってどんどん忘れていってしまう、といったことがよくありました。
そうしてまた最近になって空いた時間で本を読み漁っていたのですが、「このまま本を読んで、内容を忘れて、その繰り返しだと意味がないな」と思い、ちゃんと勉強するという意味で読書を考えるようになりました。
そうしてこの本にたどり着いたわけです。
さて、この本の内容ですが、サブカルチャーにのめりこむ若者に向けての警鐘が主になっています。特に僕がハッと思った文章は以下です。
カウンターカルチャーは既存の文化の厚みに対抗することで輝いていたのに、八〇年代以降は元の文化を知らない人たちが増えてしまった
『教養力 心を支え、背骨になる力 -齋藤孝』
要はサブカルチャーだったり、既存のものに反発して作られたカウンターカルチャーといったものは、あくまでそれまでのメインとなるカルチャーを知ったうえで初めて成り立つものだったわけです。
皆さんは「アニメだったり、漫画だったり、人生に必要なことはサブカルチャーからでも学べるんだ!」と思うようなことがありますか?
僕はありました。
といってもこの本でも別に「サブカルチャーは学びにならない」と言ってるわけではありません。ただ、それも学ぶべき古典を参考にしたうえで、サブカルチャーから学ぶといった段取りでできればいいと自分は解釈しています。
さあ、ではそうして得た古典の知識を覚えておくためにはどうしたらいいでしょうか。
そこで必要になってくるのが『引用力』であると齋藤さんは述べています。
引用した文章を日常で使ってみる。難しいようならその文章をSNSに貼り付けてみる。……そういったことをこの本で勧めています。
感想としては「もっと早くに読んでおけばよかった!」これにつきます。
これからも自分が読んだ本について、こういった場所で紹介&自分の知識として蓄える、といったことをしていきたいと思います。
ということでそろそろ幕引きとさせていただきます。
興味を持ってくださる方がいらっしゃったらぜひ読んでみてください。
次回予告
明日は、年末なので特別なことをしようかな、と思っていたのですが、なにも思いつかないので本の感想をやりたいと思います。
それでは、また明日。
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