『心に響いた珠玉のことば』 読了。
詩を克服したものは明るく美しい生き方になる
ゲーテのことば
皆さんこんにちは。囲炉裏屋です。
本日ご紹介する本は、小林正観氏著の『心に響いた珠玉のことば』です。
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読もうと思った理由
- 世界に名を残した人から出た、珠玉のことばを知りたかった
印象に残った言葉
悟りとは平気で死ぬことではなく平気で生きることである
正岡子規のことば
読んで学んだこと
- 人の心に寄り添う言葉を知った
- つらいこと、苦しいことに対して、偉人の持っていた新たな意味を知ることができた
『珠玉のことば』とは、いったいどんなものだろうか。
この本をはじめに取ったときの感想は、そんなものでした。
世に『座右の銘』やいわゆる『名言』と呼ばれるものはあれど、それとはどう違うのか、どんな言葉が載っているのか。気になったので本を手に取りました。
そしてそれは、今あげた二つとは明確に違いがあって、心に深くしみわたるような感覚を覚えました。
この本では、筆者の小林正観氏の思うままにまとめた『珠玉のことば』と、それに連なるエピソードによって綴られています。
この本でまとめられているのは、啓発本などでよくある『人一倍の努力』や『夢をかなえる』など、情熱的な言葉ではありません。
むしろ、気持ちが沈んだ時、「もう生きるのが嫌になった」と思う時に、そばにいて寄り添ってくれるような、優しいことばです。
上で挙げた正岡子規のことばは、自分の中で特に気に入っていることばです。
「いつ死んでもいい」と思いながら生きるのではなくて、「何があっても平気で生きること」が重要だと説いています。
正岡子規自身、大変な苦痛を伴う病気にさいなまれながら、それでも生き続けることを辞めなかった人だと思います。
自分も生活の中で、誰かの心の支えになるような『珠玉のことば』を、探してみたいと思います。
それでは、また明日。
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