『錦織圭 マイケル・チャンに学んだ勝者の思考』読了!
まだ、僕らにはやることがある。
皆さんこんにちは。囲炉裏屋です。
本日ご紹介する本は、児玉光雄氏著の『錦織圭 マイケル・チャンに学んだ勝者の思考』です。
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読もうと思った理由
- テニスをやっていた身として、力を貰えると思ったから
- どう気持ちを持っていくのか気になったから
印象に残った言葉
ハンディに感謝して壁を乗り越えることを快感にした人間だけが一流人になれる。
「悩んで解決する悩みと悩んでも解決しない悩みがある」
読んで学んだこと
- 一万時間の法則について知った
- 思い込みが見えない壁を作って、先に進めないようにしてしまうことがある
感想
いきなり私事で申し訳ないのですが、僕がテニスを始めたのは小学生の頃です。……まあ、重ねた年の割には結果は出なかったのですが。
そんな僕が思うに、テニスほど一人で、しかも長時間戦う競技はないんじゃないかな、と思います。ギネスにも載っている試合の最長時間は11時間5分という驚きの数字です。平均時間は3セットだと1~2時間くらい、男子のグランドスラムで採用されている5セットだと2~4時間くらいかかります。
その時間を1対1で、しかも大きな大会となると大勢の観客の中行わなければならないのです。
どれほどのプレッシャーになるか、想像もつきません。
それほどのプレッシャーの中で戦うトッププレイヤーの選手たちはどのように物事をとらえているのか、またその考え方を自分にも活かせないかと思い、今回この本を手に取りました。
この本では、錦織圭選手とそのコーチであるマイケル・チャンの言葉をまとめて、それに関連する解説が見開き1ページごとに収められている、という構成になっています。
その一つ一つは、啓発本によく見られるようなポジティブな言葉が多く載っています。中には「そんなことは知ってるよ」「どこかで聞いたような言葉だなあ」という感想を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、これを一選手がその大変な道のりを歩む中で考えていると思えば、それは『生きた言葉』となって、たくさんの人に伝わるのではないのかなと思います。
歴史上にいる偉大な人物の言葉は、あまりにも遠すぎて親近感がわきにくいという人もいるでしょう。そんな人たちでもスポーツ選手の残した言葉は、その努力や苦労までは想像もつかなくても、同じ時代を生きている人として、ものすごく勇気を貰えるものじゃないかなと僕は思っています。
またこの本はスポーツ心理学の観点から解説がされているので、モチベーションの保ち方や、気持ちを乗せていく方法など、たくさん参考になる情報が載っています。
ご興味がありましたら是非ご一読してみてはいかがでしょうか。
それでは、また明日。
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